2024 3/22(Fri)-3/24(Sun)
神戸、元町にて
あなたの聴く力・質問する力を
ワンランク上げるスキル
メタファーを使用したアウトカム志向のコミュニケーション技法「シンボリック・モデリング」のファシリテーションの基礎を学ぶ体験型学習のワークショップです。3日間で基本のプロセスをひと通り体験します。
習ったことを、「すぐに日常や仕事で使用できる道具としてお持ち帰りいただけること」、もしくは、「ご自身の成長の促進をサポートできるツールとしてお持ち帰りいただけること」を目的とします。
この講座は、クリーンファシリテーター レベル1認定基準に沿う内容をベースに構築しています。レベル1認定をご希望の方は、2024年12月頃からアセスメントが開始される予定です。
オンラインコースと対面コースは、同じ要素を学習しますが、対面・オンラインの特徴を活かした効果的な学習方法を採用するため、一部ワークの内容が異なります。
シンボリック・モデリングって
何ですか?
シンボリック・モデリングは、質問を使って相手の世界の構造をモデリングする技法です。
シンボリック・モデリングで、ファシリテーター(質問者)がしていることは以下の3つだけです。
質問する
相手の言葉を聴く
言葉を選んで
質問する
たったこれだけのことですが、たったこれだけを「どのように」「何に焦点をあてて」行うかで、たったこれだけが生み出す結果は変わります。
シンボリック・モデリングは、部分的に、もしくは、日常で使う程度ならば、3日間あれば使えるようになります。
どんな技術もそうであるように練習は必要ですが、どんな技術もそうであるように練習すれば上手になります。シンボリック・モデリングを使うのは難しくありません。
*コーチングやセラピーなどで専門的に使用するためには、ある程度時間がかかります。
しかし、「たったこれだけのことしかしない」シンボリック・モデリングを一言で説明するのは、簡単ではありません。
シンボリック・モデリングは主に4つの構成要素からできています。
どの要素も同じように大事なため、要素一つ一つを説明していくと、それだけで、それぞれブログが書けるくらいの量になるため、一言では説明できません。
また、これらの要素は、部分的にも使用することができます。
3日間のイントロダクションでは、それぞれを生きた体験としてご自身で経験していただき、使える知識としてお持ち帰りいただきたいと思います。
さまざまな用途で利用されています。
シンボリック・モデリングは、コーチングやセラピーの文脈では、「変化のプロセス」をサポートするファシリテーション技法です。
しかし、これまでそれ以外の用途のコミュニケーションでも多々利用されてきました。
使用分野の一例
教育分野(幼稚園から高校まで)・ビジネス分野・スポーツ分野・介護
リサーチ・営業など
また、事業計画の立案や、グラフィック・デザイン、芸術、ITプログラムなど、新しい何かを生み出していく分野、自分と異なる価値観の中で働く必要がある人たちなどにも使用されています。 用途ごとに、焦点をあてている部分が異なります。 また、ここもシンボリック・モデリングの特徴の一つですが、そもそも、技法の開発者ジェームズ・ローリー&ペニー・トンプキンス夫妻は、さまざまな用途に応用されることを前提として、シンボリック・モデリングを構築しました。 そのため、「シンボリック・モデリングはこういう用途で使用します」とはっきり言い切れないのが正直なところです。あなたが新しい用途を見つけることもあるかもしれないからです。
今回の3日間では、どんな用途で使用されるとしても重要な基本の部分である「クリーンなスタンス」の体験的理解に重点をおいていきます。
「クリーンなスタンス」・・・自分の価値観や世界観で、相手のことを決めつけない、思い込まない、相手の使用した言葉を変えない、相手の世界観に介入しないをベースにおいたクリーンランゲージに由来する立ち位置。
最近まで開発とアップデートが
続いていたからです。
一言で説明するのが難しい理由の一つは、2022年まで、技法のさらなる開発と改良が続いていて、さまざまなモデルやフレームが生み出され続けたからです。(今回の講師は、アップデートを追いかけ続けているため、新しい情報を元にお届けします。) シンボリック・モデリングは、元々は、ニュージーランド人の心理療法家デイビッド・グローブが使っていた「クリーンランゲージ」という質問を使用した技法を、誰でも教えられるようにと、NLPトレーナーでもあったジェームズとペニーが、デイビッドを観察し、モデリングしたところから生まれ、彼らがシンボリック・モデリングをまとめた本「Metaphors in Mind」が誕生しました。 その後も、ペニーとジェームズは、ファシリテーターがシンボリック・モデリングを使うのをサポートするためのモデルを多く生み出し、また、20年以上に渡って技法の改良を重ねました。 また、シンボリック・モデリングは「自由」を追求しているところがあり、トレーナーによって視点が違うこと、さまざまなモデルが誕生することを開発者が容認しています。 「シンボリック・モデリング」とはどのようなものか?と問いかけられると、おそらくは、世界中の全トレーナー、全ファシリテーターが異なるメタファーで答えるだろうと思います。 今回、イントロダクションで使用するモデルは、初心者の方が把握しやすいように「4ステージモデル」という、ジェームズ・ローリー&ウエンディ・サリバンが考案したシンプルなモデルを使用します。
シンボリック・モデリングでは、みなが同じ理解を持つことを目的としていません。
3日間、共に学ぶ仲間と、同じ空間、同じ時間で過ごした後、それぞれの中に、さまざまな「シンボリック・モデリングが何のようであるか?」が誕生すること、そして、それが、あなたの学びをサポートし続けること、それが、イントロダクション・コースの3日間が目指すところです。
トレーナー
この他、コース内容構築には、レベル1認定アセッサー及び、シンボリック・モデリング開発者ジェームズ・ローリー&ペニー・トンプキンスがサポートで参加しています。コース当日は、アシスタントが4〜5名が、皆様の旅が安全運転になるようにご一緒します。
ご質問はcontactよりお気軽にご連絡くださいませ。